Guy Cotten

Guy Cotten（ギ・コテン）は、1964年にフランス・ブルターニュ地方のコンカルノーの港で創業したアウトドアウェアメーカー。

漁業、海に関わるすべての職業、アウトドア、全天候型、安全服などの分野で衣料品や個人用具を販売しています。1966年、ベルクロとジッパーのダブルファスナーを備えた黄色のジャケット「Rosbras（ロスブラス）」を考案し、オイルスキンに革命をもたらしました。アラン・ル・ケルネックが描いた小さな黄色い男がブランドの象徴的なロゴとなり、1981年にはL'abri du marin（船乗りの避難所）というスローガンが加えられました。

1988年、ピレリ社が所有するサバイバル用品専門のPielを買収して柔らかく、軽く、隔離性のあるサバイバルスーツTPS（Thermal Protective Survival）を4年かけて設計・製作しました。IMO SOLAS認証を受けたこのサバイバルスーツは、世界中を航海する船に搭載されています。1996年のヴァンデ・グローブレースでラファエル・ディネリとティエリー・デュボアの命を救ったこともあります。